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執筆者の写真なごみん

三途の川


前に施設の利用者の方に死の淵を彷徨ったお話を伺った事があります。

その方が言われるには気が遠くなって気がつくと細い川を船で渡っている所で

向こう岸で亡くった父、母、親戚の方々が並んでおり『まだ来るな』と叫ばれて目が覚めると病院のベットに居たと言われておられました。


こういった話はよくお聞きするのですが、全員と言っていいほど三途の川の形が違うのです。


これは私の考えなのですが個人個人の形がここで反映してくるのではないかと思うのです。

三途の川のイメージが大草原な人、一面お花畑な人、なんにもない河原の人

自分の三途の川のイメージが投影され脳が夢のように映し出す。


誰しもが死ぬ事に対して恐怖を持ちますが、死に行くその時に自分が見送った故人が出てくれたなら安心してそちらに行く事ができるのではないか。


その故人を忘れないようにそして自分が逝くその時に温かく見守って(お迎えに来て頂けるように)お盆や彼岸と言ったお墓参りイベントを作ったのではないかと思った。彼岸でした。


これは、私の考えです。自分が逝く時に両親が迎えに来たら嬉しいなと思ったからです。

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